3回塗りの意味とは?

3回塗りの意味とは?

3回塗りの意味

外壁や屋根は3回塗りが基本です。
ここで言う3回とは「下塗り」→「中塗り」→「上塗り」の計3回です。
強靭な塗膜を形成するのには必ず3回の工程が必要になります。特に外壁や屋根は最重要になります。
では、3回塗りを分けて説明していきます。

下塗りとは?

下塗りは塗装において最も重要な工程といっても過言ではありません。
既存素地に色をいきなり塗ってもすぐに剥がれたり、色が薄くなる原因になります。
下塗りは必ず専用の「下塗り材」が用いられます。
外壁や屋根の素材に適した「下塗り材」を選定し塗布してきます。
また、「下塗り材」は白・グレー・透明色が多くお客様から違う色を塗っているとよく言われますが安心して頂きたいと思います。

下塗りの意味は
・表面の凹凸を埋めてフラットにする
・ひび割れや塗膜剥がれの段差を埋める
・中塗りや上塗り材との密着効果を上げる

このようにしっかりと下塗りを施すことにより、仕上がりが断然変わってきます。

中塗りとは?

下塗りが完成したら、いよいよ色付けの工程に移ります。
下塗りは白や透明な物が多いですが、中塗りはお客様が希望した色やそれに近い色で塗ってきます。
ほとんどの場合は上塗りと同じ塗料を用いて塗布していきます。
中塗りの段階ではまだ、透けが発生することもありますが完成ではないのでご安心下さい。

上塗りとは?

最終工程の「上塗り」に移っていきます。
「下塗り」→「中塗り」と段階を踏んだ外壁・屋根はこの時点でかなり綺麗になっています。
しかし、多少の透けや膜厚が薄い状態です。
上塗りは細心の注意を払って塗布していきます。これで10年~15年耐久できる強靭な塗膜を形成していきます。
外壁材や既存状態が悪いと、さらにもう一度「上塗り」を施工するケースもあります。

ここまでの工程が一般的ですが、悪徳業者は「下塗り」→「上塗り」と2回で済ませてしまう業者も後を絶ちません。
同じ塗装業種として恥ずかしい限りですし、お客様が一番悲しいと思います。
少し、怖い話ですが2回塗りの場合どうなってしまうのか説明していきます。

2回塗りの意味とは?

上記でお話した通り、3回塗りの意味はとても大切で当たり前の工程になります。
では2回塗りだとどうなるか説明していきます。

2回塗り
・膜厚不十分により劣化スピードが速い
・剥がれ、*チョーキング現象の発生、ひび割れが起こる
・短期サイクルでの塗り替えが必要になり結果、コストが大きくなる

このように良いことは一つもありません。
*チョーキング現象は別途塗装の知識で公開してありますのでご覧ください。
2回で済ませてしまうのはとても怖いことですね。

まとめ

上記の通り2回と3回ではまるで違う塗装になります。どうせなら長持ちして美しい仕上がりがいいですね。
是非参考にしていただければと思います。

塗り替え検討している場合は業者の雰囲気や金額、アフターフォローまで見て検討して頂きたいと思います。
工事金額が異常に安いと手抜き工事をされてしまう可能性があります。塗装工事においては適正価格でフォロー範囲が広く長く付き合っていける業者の選定が大切です。
三友ハッピーペイントでは安心・安全に見積りから施工・アフターフォローまで末永いお付き合いを大切にしております。
皆様の「笑顔」と「ありがとう」が何よりの宝物です。
塗り替えやお家のお困りごとなどございましたら一度地元の老舗、三友ハッピーペイントまでご連絡お待ちしております。
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